紗(スクリーン・布)の選び方
紗の種類
材質では
絹、テトロン、ナイロン、ステンレスなどがあります。合成繊維がまだ無い時代はもっぱら絹(シルク)を使っていました。
ですからこの印刷のやり方をシルクスクリーン印刷と言います ,いまはテトロン、ナイロンがほとんどですのでシルクをとってスクリーン印刷と言うようになりました。
目の粗さ
目の粗さは80#(メッシュと読みます)、120#とかの数字で表します。番号が大きいほど目が細かくなり糸が細くなります。
目の粗さ選択の目安は、印刷する図柄の細かさに寄ります。細かい図柄は番手の大きいもので、大きい図柄は番手が小さいもので十分です。
腕時計に印刷してある文字を綺麗に出すことはなかなか難しいですが、それを印刷する場合は400~420#とかの目の細かいものを使用します。T シャツのようなものは一般的には80~120#ぐらいで印刷します。
目が粗いと、1本1本の糸の太さが太くなりインキの載りも厚くなり、価格は安くなります。