スクリーン印刷教室-7
インクの選び方、色の作り方(調色)
紙、布用 301
紙、布用
スクリーン絵具
302
合成ゴム、ウレタン用 303
二液硬化タイプ
一般プラスチック用 304
無処理PP用 305
金蔵ガラス用 306
二液硬化タイプ

水性布地用インク:Tシャツ、タオルetcに
淡色生地用 3081
濃色ラバータイプ 309
濃色生地用 314

インク基本色

一般的に売られているインクの色です。
メーカーによって名称が違う場合があります。

名称A
名称B
ホワイト
黄色 レモンイエロー
ウルトラオレンシ
グリーン
ブルー
バイオレット
金赤 ファーストレッド
アメリカンレッド
牡丹 マゼンタ
ブラック
色見本は目安です。
印刷するものは何ですか?

紙・木材,布※1etc→→当社HPの301、302
金属塗装品、合成ゴム、ウレタンゴム、PETetc
→→当社HPの
303
プラスチック(ABS,AS,アクリル、ポリカーボetc)
→→当社HPの
304
クリアーファイルetc無処理PP製品
→→当社HPの
305
金属・ガラス→→当社HPの306

Tシャツetc伸縮性のある布地(生地色が淡い物)
→→当社HPの
3081
Tシャツetc伸縮性のある布地(生地色が濃い物)
→→当社HPの
309,314
防水加工した布地→→→当社HPの303

 ※プラスチックはポリエチレン※2、ナイロン、シリコーン※3、テフロンには印刷できません。

 ※1:Tシャツetc伸縮性のある布地には向きません。
 ※2:前処理すれば印刷できます。
 ※3:特殊なインクになります。160℃以上の乾燥が必要です。

上記種類で大概のものに印刷できます。

※他のインクをご希望の場合はこちらへどうぞ。

素材がわからない場合のテスト方法。

印刷面に少量のインクを塗って、よく乾燥してからセローテープなどで密着テストをしてみて下さい。
剥がれてこなければ大丈夫です。

アドバイスは出来ますが、品質の確認はご自分の責任でお願いします。

基本色にない色を作るには。

1.希望の色をDIC、PANTONE、SPカラーチップで探す。
2.DIC、PANTONEで見つかりましたら、さらにSPで近い色を探す。
3.SPガイドでインクの配合割合を把握する。ピッタリのものがない場合は2~3候補を出す。
4.配合割合に沿って配合する。
5.赤味、青味、黄味に注目し、不足していると思われる色を少しづつ加え調整する。

※調色する場合は同じ種類のインクでお願いします。
※インクの色は三原色とは違います。紫を作る場合藍、赤ではできません。藍、赤を混ぜていくと茶色になってしまいます。

DICカラーガイド
PANTONEカラーガイド
SPカラーガイド(特徴はスクリーン印刷インク
の個々の色の配合が明記してある:右写真)
右写真に記載の配合例
SP-175(緑)
000メジューム・・・30.6
コンク 611白・・・・・・・・・20.9
221黄・・・・・・・・・22.7
391藍・・・・・・・・・25.8
 SP-333(茶)
コンク 611白・・・・・・・・・15.3
121紅・・・・・・・・・22.7
221黄・・・・・・・・・74.7
991墨・・・・・・・・・4.7


2020.4更新